さやばねNS最新号に、N氏(mixiではThemusさん)が1950年代から60年代に奈良県で採集されたヒメトゲムシの標本6個体(大阪市立自然史博物館所蔵)を再同定したところクロ5頭・タイワン1頭であった、という趣旨の短報が載っていた。タイワンは1958年に採集されたもので、これによりタイワンは本邦に最近移入してきた種では必ずしもないことが分かってきた。
一方私は、今月16日の東工大(旧称)での採集でナラ枯れ被害で樹液を多く出しているシラカシをスプレーしたところ、ヒメトゲムシがパラパラと予想以上に35頭も落ちてきてしまい、申し訳なくも仕方なく持ち帰ってそれらの同定を試みた。
その結果、すべてタイワンであった。
東工大では、ナラ枯れ被害が来る前まではヒメトゲムシを見たことがなかった。ナラ枯れにより数を増やし分布を広げているのは、タイワンの方に限られているのかもしれない。私自身、クロの方は未採集である。
なお、同じ日に同じシラカシのスプレー採集で採れたヒメマキムシは、標本が乾いてみるとやはりノコヒメマキムシで間違いないようであった↓。
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