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2026年10月23日23:09

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都市部の「里山効果」

 明後日の日曜は、カナコン(神奈川昆虫談話会)の例会。10月例会は、数名の会員ボランティアによる小講演が行われる。

 本日届いた案内のメールによれば、演者が2名しかおらず、二日前であるにかかわらず引き続き演者を募集していた。

 そこで、しゃべりたがりの自分は、講演を急遽申し込むこととした。

 仮題は、「都市部の里山効果」

 里山が生物多様性を高める効果を持つことにかんがみ、「人の営みを通じた自然への作用が、知らずのうちに生物多様性にプラスの効果を与える」ことを「里山効果」と定義し、人の営みが生物多様性にマイナスの影響を与えがちな都市部においても「里山効果」が認められることを、甲虫屋の視点から実証しようという話をするつもりである。

 この「里山効果」とは、生物多様性を意識した緑地の整備やビオトープの設置に関わることではない。あくまでも、人々の生活環境をよくするための人為的作用が、生物多様性を高める(=「良い虫」を呼ぶ)ことを結果する、というものである。もともとの農村部の里山づくりも、生物多様性を高めることを目的としたものではけっしてなく、農村としての自然な営みによるものだからである。

 市街地専科?の甲虫屋として、前々から意識してきたテーマである。

 内容は、「都市部には人の営みの結果、樹洞のある大木が多いこと」「変化の激しい市街地においても、寺社は長年安定的な環境を維持していること」「人間にとって快適な環境は、虫にとっても快適でありうること」などに関することを考えている。

 しかし、いかんせん準備の時間が限られているため、内容が生煮えで雑駁な講演とならざるをえない。うまくまとめらるかどうか。
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