今年の回顧シリーズ最終回。 2018年は、4-5月が暖かすぎて季節進行がスピード違反だった。 自分の記録で主だったものを挙げると、オオキイロコガネ(4月4日) トラフコメツキ雌(4月11日) ホシベニカミキリ(4月29日) ベニバハナカミキリ(5月5日)
今年は、山のブナ帯まで登ったのは、3度だけ。 最初は7月下旬、I崎さん親子と、M国峠へ。 フタコブルリハナカミキリを久しぶりに捕らまえた。黒い個体↓。 思い出してみると、以前丹沢で採ったのも黒っぽかったので、ルリ色の本種と出会ったことが未
昼過ぎに、隣の区へ行って、樹皮めくり採集。 まずはケヤキ。 ヒメテントウを探したが、ド普通種と思われるコクロヒメ(と思う)。少し前まではクロヒメと思っていた。 1mm強の黒いのは、よく分からない。ハダニクロ?? チビタマは、1頭だけ見つか
今日の東京は寒い日となり、夜の9時過ぎには気温は3℃まで下がった。東京としては十分に真冬である。 それなのに、近くの公園の1本のムクノキの幹上に、ムツボシテントウが5頭出ていたのを確認。 活動中のムツボシテントウを確認した気温としては、3
今年を振り返って、一番の思い出は、5月下旬の週末の奈良遠征(コガネムシ研究会大会)である。 糞虫屋の聖地の奈良公園、雑甲虫屋の聖地?の若草山で、限られた時間の中で濃い経験をさせてもらった。 機会があれば、また行ってみたい。
今年は、まあまあ意義のありそうな観察をいくつか完了することができた(ビロウドコガネ、ヒメカンショコガネ、ムツボシテントウ、シラフチビマルトゲムシなど)。しかし、それらを報文にまとめることができなかったのは、大反省点。早くまとめなければなら
今年を振り返ってみる。 今年も相変わらず、自宅(東京都目黒区)と仕事場(港区)周辺の虫の探索・観察・採集に明け暮れた。秋以降は、仕事が忙しくなって、思うようなコンカツ(昆活)ができなかった。 回顧2018シリーズ(大げさ)の第一回は、(都区部
聖夜。 9時半過ぎで気温は6℃だったが、北風が強く体感気温はもっと低い寒い夜。 近所の公園で、ムクノキだけ5本チェック。 そのうち1本の幹上に、ムツボシテントウが2頭。 その公園のシラカシに樹液が滲み出ていたので覗いてみると、こんなケシキ
昨日の講演ネタのキクイムシ、樹皮下穿孔性の仲間は bark(樹皮)beetle、養菌性の仲間は ambrosia(神の食べ物)beetle というらしい。後者のニュアンスは、自分にはよく分からない。デザート・サラダのことかもしれない。 甲虫の英名は、ground beetle、
今日は日本甲虫学会の東京例会。 講演は、名古屋大の梶村氏による、キクイムシの話。 甲虫はその分類上、ナガヒラタムシに始まりキクイムシに終わるのだが、キクイムシは甲虫の中では実にマイナーな虫である。しかしどうして、話の内容はたいへん面白かっ
自宅隣の稲荷神社のアカガシで、昨シーズンはひと冬を通してムツボシテントウを観察したのだが、どういう訳か今はその木からムツボシテントウが姿を消してしまった。 そこで、自転車を3分走らせると行ける公園で、ムツボシテントウ観察。 で、ムクノキと
先日日記に書いた、職場の大学キャンパスから見下ろした工事現場の、遺跡発掘現場らしき場所。 そこは、なんと、大学所有の土地だった。 そして、やはり、遺跡発掘現場であった。 で、今朝撮影した、その現場。相変わらず発掘現場的な様子である。 とこ
かつての職場関係の忘年会から帰宅。 そして、22時半過ぎに、我が庭を懐中電灯でチェック。スマホの気温表示:7℃。 いた↓。紛れもなく、活動中である。 こちらの個体↓は、残念ながら息が絶えていた。それでも、ごく最近まで活動した末のことだろう。
今日は今年最後の神奈川昆虫談話会の例会。 演者は、むし社の藤田氏。さすがに、参加者はいつもより多かった。 講演は、年末までに発刊される図鑑のプレート画像一つ一つにコメントをする形で進められた。ただし、プレート画像とその内容(ネキ屋さんのと
日記を二日休んだ挙句、今日も自宅でダラダラと仕事。 夕食後、「ブラタモリ」の井上陽水の主題歌の「テレビなんか、見てないで、どこかに一緒に行こう」という歌詞(注)を聞いて、懐中電灯を持って外に出た。(注)この歌詞には、土曜夜のテレビ番組の主
職場のキャンパスは都心の中の小高い丘の上にあり、田町駅側の三田の町を見下ろせる。 その崖はクズの繁茂地なのだが、今年は何度も刈り取られ、そこでは今シーズンはクズクビボソハムシもムネアカオオクロテントウもあまり観察できなかった。 さて、見下
寒くなりました。 よって、虫ネタはありません。 自然物の中で自分が虫の次に好きなのが、鉱物。 夏に行ってきたミャンマーで、宝石屋の店先で値引きを粘って買ったものです。 ミャンマーですから、ルビー・・・のはずです。 本当かしらん?
今日は午前は家の用事で午後は仕事。忙しいのは、あと2カ月の辛抱。 夜の自宅周りの虫探索は、気温6度。 ここ数日、庭のコスナゴミムシダマシは姿を見せず。冬眠モードに入ったようだ。12-13℃あたりが活動の限界か。 隣の神社のアカガシでは、あれだ
そろそろ、捲りの季節。 とあることの経過観察で、今朝は病院へ。 その病院の構内で、きょろきょろしながら、つい、ペリ。 昨日からテントウムシの蛹づいている。 これは、ムーアシロホシテントウの蛹。 その後、神宮外苑を少しだけ散策。 そこでも、
本日午後、キャンパスの裏門(東門)の近く。手前に伸びているのは、クワの枝。 そのクワの葉に・・・ 小さなテントウムシの蛹。 別の葉には・・・ クモガタテントウ。とすると、小さな蛹もクモガタテントウに違いない。 ちょっと高いところには、キイ
昨日の日記に御事異見さんから頂いたコメント、実は自分も前々から気になっていた。 寺の名前と、その寺がある地名とが、微妙に異なる例が少なくないのである。 御事異見さんが挙げられた、鎌倉の浄妙寺(寺名)と浄明寺(地名)。他には、こんな例がある
「四ツ谷駅」と書こうとして、「ツ」を入れるべきかどうか、一瞬迷った。 しかし、そんな迷いには構わず、パソコンは勝手に変換してくれる。 そして、「四ツ谷駅」には「ツ」が入り、地名の「四谷」には「ツ」が入らないことを、今さらながら知った。 さ
すぐに、前言撤回。 今晩、我が猫の額で、2頭活動中のところを確認。 まあ、今晩は13℃と気温が高いから。
この週末は(この週末も、と言うべきか)、土曜に妻のウォーキングに少々付き合った以外は、日曜を含めてダラダラと仕事。 暦を知るわけでもないのに、自宅庭のコスナゴミムシダマシは12月に入った昨日から姿を消してしまった。いよいよ冬眠に入ったのだろ
毎度同じような画像で恐縮だが、今や日々観察できる甲虫は、自宅の庭のこの虫↓と、隣の神社のシラフチビマルトゲムシくらいである。 暦の上では今日で秋が終わるのだが、暖かなせいか(夜の気温12-13℃)、コスナゴミムシダマシはまだ活動中の個体がいる
また激忙の日々。 ネタがないので、一応記録しておく。 エチゴキバネハムシダマシの昨年の終見は、12月5日。 今年は先の土曜(11月24日)以来、もう見かけない。 といっても、虫を見回る時間がきわめて限られているため、仕方がないところ。 11月24日
最近はもう、コスナゴミムシダマシ一本勝負。 なんせ、庭に居て、まだ夜な夜な活動中なのだ。 土曜日は、夜の11時過ぎには気温は10℃を割ったが、それでも活動していた。実は冬虫か?? 今夜は気温は高く、13℃。 なんと、落ち葉でなく、活きのいい葉や
引き続き、土曜の東大駒場キャンパスのネタ。 人が多いので、採集は控えめに。 イチョウの太い落ち枝の樹皮が剥がれかかっていた。普段はイチョウはあまり調べないのだけれど、試しに樹皮をベリベリ剥がしてみると、シロアリの他に、小さなキクイゾウムシ
昨日の東大駒場キャンパスのネタ。 若手虫屋N氏に教えてもらって、キャンパス内のクズクビボソハムシの食痕を確認した↓。 これは、自分がいつも見ているクズの大きな群落とは別の場所で、井の頭線の線路にほど近い場所にあるクズの小さな群落にあった。