都区部某所の調査で、種の同定を保留している採集個体は恥ずかしながらいくつもある。そのうちの少しでもやっつけておきたい。
というわけで、一昨日の調査で採集した、このホソヒラタムシ↓。
自分には、ブナホソヒラタムシとホソミツカドホソヒラタムシとの判別法がよく分かっていない。平野図説(2010年)によれば、ブナホソヒラタムシは、「前胸背板の両前角の先端を結んだ線は前胸背の前縁より前に位置する」とあり、そこが同定ポイントとなる。
もう一つのポイントが前胸背板の前角の先端が丸いか尖っているかだが、どうもこちらのポイントは個体によってまちまちのようで、同定に使いづらい気がする。また、触角付け根部分の背面の縁の稜線状については、どちらも当てはまり、これも使えない。さらに、前胸背の浅い窪みの有無も、どうもはっきりしない。
そこで、上記最初の同定ポイント(前角と前胸背板の前縁の位置関係)を自分なりに解釈して、同定を試みた。
これ↓(某所2023年8月24日採集)が、ブナホソヒラタムシか。
そして、一昨日のこれ↓は、ホソミツカドホソヒラタムシか。
自分の解釈では、両者の違いはこの図↓のようなもの。
きわめて微妙だが、このような同定法で合っているでしょうか? もしももっと分かりやすい同定法があれば、ご教示願えましたら幸いです。
ちなみに、某所ではブナホソヒラタムシは記録されているが、ホソミツカドホソヒラタムシは未記録となっている。
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