昨日はインセクト・フェアに行ってきた。
インセクト・フェアでは、標本は眺めるだけでまず買うことはない。採集用具は吸虫管に良いのがあったら買いたいのだが、そもそも売られていなかった。標本用具は先の曲がったピンセット一つを買った。
あとは砧の住人さんが買っておられた「東京で見られるキジラミ」と、この文庫本↓。この筆者の本は、つい最近「怪虫ざんまい」をハードカバーで買ったばかりである。
それにしても、文章がうまい。
もちろん、虫採りを志す者にとって、その内容は驚愕と畏敬の対象である。しかし、何より文章が軽快かつ洒脱であり、読み手を筆者の独特の世界にどんどん引きずり込んでいく。ところどころに出てくるシニカルな語り口は、どくとるマンボウ昆虫記を彷彿とさせるところがある。
筆者は「奇人」という称号を与えられたとのことだが、こんな文章を書く人が、奇人ではありえないと思う。
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