昨日の東工大(東科大)では、落ち葉篩いも少しだけしたところである。
↓こんな場所の、少々窪んだ落ち葉溜まり。
篩ってみると落ち葉はかなり乾燥していて、期待薄であると思った。
持ち帰った腐葉土に潜む甲虫は確かに少なかったが、薄い期待にかかわらず、チビツチゾウムシ(Trachyphloeosoma)2頭と、ツチゾウムシ(Trachyphilus)1頭が出てきた。
チビツチゾウムシ2頭は、どちらもホソゲの短毛タイプ。貯精嚢も短毛タイプに多い形状(としか言えなくなった)のものだった。東工大では今のところホソゲは短毛タイプしか見られない。
ツチゾウムシは、石めくりで見つけたのに続いて、これもリシリツチゾウムシだった。
東工大では、ツチゾウムシを過去に4頭採集している(↓画像は2010年12月23日撮影個体)。それらを引っ張り出して、あらためて見てみると、上翅の毛並びからいずれもナミツチゾウムシのようだった。
そのうちの1頭(上の画像の個体)だけ、湯気で軟化して貯精嚢を抜いてみた。
個体が古く(14年も経っている)、貯精嚢には「ぬめり」が固まるように張り付いていて、わかりにくい。こういうのは、苛性カリウム水溶液での煮沸で除去できるのだろうか。画像では見づらいが、うっすら見える貯精嚢の輪郭からは、湾曲部が大きなU字状で、ナミツチゾウムシで良いようである。
というわけで、東工大では、ナミとリシリというツチゾウムシ2種を採集したこととなった。
ログインしてコメントを確認・投稿する