わが近場の虫で、最近数が少々減ってきたのではないかと思うものがいくつかある。自分が雑甲虫に関心を持ち始めた頃(2008年夏〜)には数多く見られたのに、最近は以前ほど見当たらない気がするのだ。例えば、アオツヤキノコゴミムシダマシ、アカアシノミゾウムシ↓、そしてクロヒメテントウと誤同定しがちなヒメテントウ(チュウジョウヒメテントウ?)がそんな虫だ。しかし、年ごとに定点観測をしているわけではないので、単に印象論に過ぎない。
そもそも、小さな虫の生息を左右する微環境の変化など、わかりようがない。いろいろな虫が増えたり減ったりするのを、理由をつかむこともできずに眺めるだけである。
自分には縁のない虫だが、稀種とされるアオヘリアオゴミムシが各地で増えているという。稀少度に違いはあるかもしれないが、ここ数年キボシコオニケシキスイが急増したのを目の当たりにしたので、珍しいと思われていた虫が突然見つけやすくなるという事象があっても、特段不思議とは思えなくなった。
いつも思うのだが、虫の増減を語る場合は、相当長いスパンの観察に基づかなければならない。「〇〇〇が減った」と感じても、もしかしたら過去に〇〇〇が多数見られた年が、その虫がたまたま大発生した特別な年だった可能性もあるのだから。したがって、冒頭に述べたわが近場の虫たちは、仮に数を減らしているとしても、それが環境変化により本当に減っているのか、それとも単に定常状況に戻っているだけなのか、自分には未だわからない。
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