植物によっては、人の手によって枝葉を刈り取られると、秋になっても若葉を出すものがある。私の身の回りで言えば、クズはその代表たる植物である。
前にも書いたが、枝葉を頻繁に刈り取ることの多い市街地内では、人為的に生じる季節外れの若葉に適応する虫が出てくる。外来種のクズクビボソハムシが街中で初秋に多く見られるのは、人為の結果なのかもしれない。
ヤマブキも、夏場に刈られると、秋にも若葉を出す。そして、それにスグリゾウムシが齧り付く(↓昨晩撮影)。もっとも、スグリゾウムシは恐ろしいほどに雑食家であり、秋に齧りつくのは、何もヤマブキばかりではない。そのスグリゾウムシが秋に活動できるのは、秋に若葉の多い市街地ならではであろう。
さて、昨晩、久しぶりにヤマブキの植栽を見てみたところ、外来種のフラーバラゾウムシが1頭若葉についていた。フラーバラゾウムシは、もともと主に晩夏から秋にかけて活動する虫なのかもしれないが、人為的に作り出された季節外れの若葉の恩恵を受けていることは確かである。
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