ありふれた虫、おびただしい数が見られる虫、というと、往々にして、移入種であったりする。
当地ワシントン近郊でも、ありふれた甲虫といえば、日本にも居るナミテントウと、マメコガネ(ジャパニーズ・ビートル)が挙げられる。どちらも移入してから相当の年月が経っているのだろうが、一つのファウナの中では、突出して繁殖している印象を受ける。
そして、赤茶色のクシコメツキも、極めてあるふれた甲虫である。
今日、ただでさえ成果に乏しい材箱で1頭見つけて、がっかり。ありふれすぎて、ちっとも嬉しい虫ではないのである。
先週末の土曜日のこと、河川沿いの緑地を探索中に、こんな太い倒木を見つけ↓、樹皮を剥がしてみた。
すると、
このような場所に限らず、どこでも見つかるコメツキである。
さて、このクシコメツキの一種も、もしかしたら移入種なのだろうか。
手元の北米東部甲虫図鑑では、
Melanotus sp. とされている。要するに、これだけありふれた虫なのに、どうやら学名が確定していないようなのだ。
このことこそ、このコメツキが最近現れた移入種であることを表しているのではないだろうか。
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