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2015年04月18日09:32

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コスモポリタンな生き物

 N幡氏は、「月刊むし」への投稿などで虫屋の間で広く知られている文筆家&写真家であるが、氏のブログやFacebookによれば、氏は現在米国のテネシー州に来ていて、氏のライフワークであるブナ林の生き物の観察をしているそうだ。日本や欧州などのブナ林との比較の視点がたいそう興味深い。

 自分も、ここ米国東部の様子を、自分が経験してきた日本の関東地方やフランス北部との比較の視点で見ることを常としており、類似点・共通点と相違点がそれぞれに見つかる。

 例えば、春先の野草の花。主な野草の構成は異なっていても、共通点が見つかるのが面白い。

 東京での春先の野草の花の代表種としては、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウの3つが挙げられる。これらは、市街地を含めて、およそどこにでも見られる。

 その3種が、なんとここワシントンでも、実際の種や時期の微妙な違いこそあれ、いずれも見られるのである。確かフランスでは、ホトケノザは近縁種を含めて見つからなかった。
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 このようなコスモポリタンな生き物は、甲虫にも当然いる。日米欧にまたがって分布する種として、ナミテントウに次いで、昨日、この虫↓をアパートの部屋の中で見つけた。
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 ヒメマルカツオブシムシ Anthrenus verbasci である。日本でもフランスでも花の上などに極く普通に見られる種だった。この個体は、米国らしく?大きな体格をしている

 しかし、標本荒らしもするというこの虫が我がアパートの室内で見られたのは、ちょっと問題か?
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