昨晩から今日にかけては、大学の仕事で忙しくしていた。本格的な昆活の始動は、来週から徐々に、ということになりそうである。
昆活といっても、野に出ることばかりではない。遅れている執筆活動にも努めなければならない。そのうちの最優先事項は、箱根で90年ぶりに採集したムナクボシバンムシの一種、Hadrobregmus ishiharai についての報文である。書き遅れている分、付加価値を高める必要がある。
そこで、この冬に二つのことをやっておきたい。
一つは、箱根でこれまで採集した環境とよく似た環境の別の場所で採集を試みること。具体的には、これまで採集できた芦ノ湖遊覧船の二つの港とは別の、もう一つの港での探索である。
二つ目は、これまで神奈川県で唯一採集されたナガイムナクボシバンムシ H. nagaii の標本の検証である。その標本は厚木郷土博物館に収蔵されているとのことで、標本の閲覧が可能かどうか、問い合わせみたい。確かめたいのは、その標本が本当に H. nagaii であって、 H. ishiharai ではないことである。自分は九州の西〇氏からH. nagaii の標本を得ているので、外観上から両種の違いを見分けることができると思っている。
↓右がナガイムナクボシバンムシ、左がH. ishiharai。そもそもこんなに大きさが違うのだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する