昨日よりはだいぶ良くなりました。大事をとって水曜に退院予定です。
おかげで、花粉知らず、春の陽気知らず。冬の気候下に入院して、冬の気候下に退院します。
さて、虫日記。
シバンムシの一種 Hadrobregmus ishiharai を4個体お送りした佐賀の西〇氏より、同属の3種(ナガイムナクボ、マツザイ、本種)を横に並べた画像を作って送ってきてくださった。それを見ると、本種(H. ishiharai)の小ささが際立っていて、よく似たナガイムナクボシバンムシの体長の半分近くの体長である。なるほど記載文にある体長(ナガイ:3.88〜4.31mm 本種:4.7〜7.1mm)を比較するとそんなものだが、百聞は一見に如かず、というヤツで、これならナガイと本種を見誤ることはあまりないかもしれない。本種の記載文の冒頭部分に、本種は「ナガイを小型化(コビト化)した変異個体のように見える」とあるが、そのとおりであった。
西〇さんにお送りした4個体中、交尾器を抜いた2頭は♂だったとのこと。これで、この4個体を含めて自分がこれまで採集したうちで、交尾器を抜いた24個体すべてが♂であった。やはりケヤキ樹皮下で越冬しているのは♂だけのようだ。そして、本種の♀はまだ地球上で見つかっていないのである。
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