上野の国立科学博物館で催されている特別展「昆虫MANIAC」に行ってきた。終了日(10月14日)間近の駆け込みとなってしまった。
工夫を凝らした展示が続き、楽しませてもらうとともに、いろいろと勉強させてもらった。
以下、本質的でない点でいくつかコメント。
入り口にあった、昆虫とは何かという図↓。胸部の図にひっかかった。
昆虫は頭部・胸部・腹部と3つに分かれることは知っている人は多いだろうが、胸部がさらに前胸・中胸・後胸の3つに分けられていることを知っている一般人は多くないだろう。
さて、上のハチの図を、甲虫に置き換えたらどうなるか。おそらく多くの人は、甲虫の前胸を胸部全体と思い、上翅の部分を腹部全体と思っているであろう(自分もかつてはそうだった)。それを、甲虫を背中側から無理やり前胸・中胸・後胸に分ける図を描くと、おそらく多くの人は混乱するのではないか。図にハチを使うのが無難なのだなあと、妙に感心してしまった。
次も、導入部の展示↓。
誰もがその名を知っているアキアカネとアゲハの間に、外来種のセイヨウミツバチを置いていたのが、先進的? 展示の導入部なので通常は在来種で固めそうだが・・・。
平日なのに、訪問客数は思ったより多かった。展示会としては成功ではないだろうか。
糞虫標本の中のムネアカセンチコガネ↓、やけに小さな個体が並んでいるように見えた。自分の勘違いかもしれないが・・・。 K添氏に聞いてみよう。
天井から吊り上げられているオオセンチコガネ、恰好よかった。
展示の最後の方で、一般の人たちの写真展示があった。
前胸の前側への出っ張り具合がこれくらいで、ヘリグロでないテントウノミハムシ? 見分け方に自信がなくなってきた(;_;)
科博を出た後の、上野公園↓。奥100mほどの先に科博がある。
手前の樹木(外来のカシワらしい)の根元に、サルノコシカケ類のキノコ↓。
道具がなかったが、何とかキクイツツキノコムシを摘み出す。
大木が多く土が少ない乾燥した環境(要するに、都市部の街路樹・公園)で、このツツキノコムシは見つかりやすい。山間のツリガネタケに居る虫と同種とは、謎な生態である。
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