昨日の某所の調査で、比較的オープンな場所の草むらから採集したこのクシコメツキ↓(画像再掲)。
幸い♂で、交尾器からみてクロクシコメツキのようだった。ようやく、である。
実は、この某所ではこれまで大々的に調査が行われているのにかかわらず、何故かクロクシコメツキが記録されていないのだ。その理由は、調査して回っている場所が樹木の多い林が中心だからであると思われる。クロクシコメツキは、広い草原や河川敷など、オープンな環境を好む。しかし、天下の普通種のクロクシコメツキが某所にもいない理由はないと思い、躍起になって探していたのだ。
このように、特定した場所の集中的な調査の記録から普通種が欠け落ちることは、珍しいことではない。伊藤〇〇彦氏によれば、明治神宮の調査記録からはナナホシテントウが抜け落ちているそうである。明治神宮でも調査はやはり樹木の多い場所が中心だったのだろう(しかし、クロクシコメツキはちゃんと記録されている)。
昨日は、ヒラタクシコメツキがまた採れた(♀だった)↓。外見上は、(タダ)クシと紛らわしい。これまで自分はヒラタクシを見つけても見過ごしていただろう。
米屋さんから教わった(タダ)クシコメツキとの見分け方は、前胸腹板突起の横からの形状である。ヒラタクシはクシより分厚く、また、クシほど先細りしないようだが、形状の違いはわりと微妙である。撮影が真横でなくやや斜めになっているのがいけないのかもしれない。
(タダ)クシコメツキ(我が近所のもの。種は交尾器で同定)↓。
ヒラタクシコメツキ(15日付拙日記に画像を載せた個体)↓。
上に掲げた今回の個体↓。ヒラタクシ、と思う。
クシコメツキ族は、普通種が多いのに、難しい。
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