神奈川県レッドデータ甲虫調査では、自分自身で守備範囲を決めて、そこに注力していこうと考えている。
その守備範囲の一つが鎌倉市の七里ガ浜海岸で、2009−10年に絶滅危惧I・�粁爐鬚い�つか確認・採集している(ツヤハマベエンマムシ、ニセマグソコガネダマシ、ヒョウタンゴミムシ)。しかし、七里ガ浜海岸は浸食防止と道路の歩道拡張のために最近大規模な工事が施されたため、これらの種の生息が危ぶまれている。
さて、過去の採集経験に照らせば、そろそろツヤハマベエンマムシの採集適期であるため、今日、調査目的で鎌倉へ行ってみた。ただし、妻と犬付きであるため、調査時間はきわめて限られる。
七里ガ浜の眺めの良い駐車場にとりあえず妻と犬を置いて、砂浜へ。砂鉄が多いため黒く重たい砂浜である。
ツヤハマベエンマムシは、漂着した海藻の下に居る。しかし、あいにく漂着物がショボいので、これはダメかと思った。
しかし、ごく小さな海藻漂着物の塊を持ち上げると、すぐに小さな虫の赤い紋が目に入った。
なんと、すぐに見つかってしまった。神奈川県絶滅危惧�砧爐寮限�を確認。
ほどなく、2頭目。
その後、いくつかを追加したつもり(黒い個体もいるので、野外での判別は不確実)。
次に、ニセマグソコガネダマシを探したいのだが、これには草際の砂篩いが必要で、時間を要するため次の機会に回すことにした。壁沿いには思ったより植物が茂っているので、期待できると思われる。
・・・というところで今日の日記の主題は終わるはずだったのだが、実は採集した虫の中に・・・
クロズハマベゴミムシダマシが1頭。自己初採集ながら、神奈川県絶滅種であるとは知らなかった。絶滅種の生息を確認してしまった。(追記:神奈川県昆虫誌をめくったところ、最近この場所から記録されていることが分かりました。)
一方、ツヤハマベエンマムシは黒い個体を含めて4−5頭採集したと思うが、未精査。
その他の採集個体。
採集時間は正味20分ほどだったと思う。タイミングが良かったのだろう、思わぬ成果に驚いている。
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