5月1日に隣町の神社で見つけたハナムグリを同日の日記で「シロテンハナムグリ」としたところ、審査員席のチャッピーさんより「シラホシではないか」と物言いがつき、その結果、行司軍配差し違いかもしれない、と思い直している。
これが、その個体↓。やや紫色を帯びているが、色の雰囲気はシラホシっぽい。前ふ節の長さ(シロテンは長くシラホシは短い)は、うーん微妙。
自分は、シロテンとシラホシの簡易な同定の手立てとして、前胸背の後角近くの点刻の状態を見ている。点刻が独立していれば(=結合度が弱ければ)シロテン、結合度が強ければシラホシ、というものである。この同定ポイントは個人的なものであり、オーソライズされていないが、自分の経験では例外はないものと思っている。
そこで、前胸背後角近くの点刻画像↓。上から、今回の個体、シラホシ、シロテンの順。
今回の個体の点刻はやや微妙だが、比較の上では結合度が弱いため、これを基に「シロテン」と日記に書いたところである。
しかし、気になる個体だったので、その後精査を試みた。
↓の腹側の画像は、上から今回の個体、シラホシ、シロテンの順。
なんと、中胸腹板突起の形は、今回の個体は横長の楕円形で、シラホシであった(シロテンはやや縦長で扇型)。しかし、シラホシの中胸腹板突起は図鑑に「平滑」と記されているのに対して、この個体の同突起の点刻はやや大きく「平滑度」に欠けているところが、やや気になる。
また、腹側から見た腹部の太さ(細さ)。今回の個体は、シロテンに近い(比較的細い)。雌雄差かもしれないが、この3頭は前脛節の外歯の形状により、いずれも雄だろうと思っている。
という訳で、中胸腹板突起の形から見て決定的に「シラホシ」なのだが、いくつかの疑問が残る個体なのである。
・・・はい、交尾器を見るのが一番ですね・・・
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