当地ワシントン近郊で虫採りをしていると、いくつかの謎にぶつかる。その一つが、Carabus系の、すなわち肩広でない正統的なオサムシが、まったく見られないことだ。
手元の北米東部図鑑には、Carabus属は5種載っているので、居ないわけではないのだろうが、これだけフィールドに日夜出て、歩き、ほじくり返しているのに、自分は1頭も見ていない。
特に不思議に思うのが、オサムシが好物にすると思われるナメクジが、大いに繁殖していることである。大きなナメクジが、ここかしこに居る。天敵がいないこの世の春を、謳歌しているかのようである。
さて、話を少しだけ転回して、この(勝手和名)オオメダマウバタマコメツキ↓
Alaus oculatus。
これだけ大きいと、とても目立つので、鳥除けの対策をそれなりにしているに違いない、と思う。
自分の第一感によれば、この甲の模様は、鳥除けのためにナメクジに似せているのではないか。逆に言えば、大きなナメクジがブナの幹を這っているのは、このコメツキムシが隠れ蓑にするほど多く見られる光景なのである。まあ、自分の第一感は当てにならないけれども。
いずれしにても、オサムシやーい。出番ですよぉ。
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