数年前までは、大ファミリーであるゾウムシにはなかなか手を付け難く、「老後の楽しみ」と嘯(うそぶ)いていた。
しかし、虫寿となった今、ゾウムシにも向き合わなければならなくなった。向き合い始めてみると、かなり奥深いことがわかる。
さて、昨年の回顧。
ウスモンツツヒゲナガゾウムシ(♀)。夏場には頻繁に夜回りしているカシの古木の多い神社で、外灯下で1頭見つけた。かつて高尾山で採集経験があるが、近所にいるとは思わなかった。近所でリピート採集できる自信はない。
イネミズゾウムシ。7月上旬、我が家の塀の道路側で見つけた。この塀には、スグリゾウムシなど、猫の額ほどの我が庭から発生した虫が張り付いているのが常なのだが、イネミズゾウムシは超が付くほど意外。イネ科の植物などないのに。2022年一番の怪奇現象。
アカサビシギゾウムシ。職場キャンパスでこの春は4頭も採ってしまった。依然として東日本での生息確認地はこの場所のみ。
エノキノミゾウムシ。エノキにつくノミゾウムシなんて、いかにもド普通種のはずだが、この春に職場近くの公園で自己初採集。エノキはさんざんスイープしているのに、他の場所ではネットに入ったことがない。相性の問題か。
ゾウムシ回顧、続く。
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