ここで、鎌倉の七里ヶ浜海岸で得られる稀少な海浜性甲虫の生態を整理する。なお、以下の3種はいずれも神奈川県RDB2006で絶滅危惧�砧爐箸気譴討い襦�
ヒメハマベエンマムシ:
草の根際から得られる(漂着物下からは見つからない)
ツヤハマベエンマムシ
漂着物下から得られる(草の根際の砂篩いでは見つからない)
ニセマグソコガネダマシ
漂着物下・草の根際いずれからも得られる。
ニセマグソコガネダマシは草の根際からも見つかるが、漂着物にも依存した生態を有しているのではないか。そのため、波が荒く新鮮な漂着物が豊富な七里ヶ浜海岸に、特異に生息しているのだろう(神奈川県内では他の場所からは記録がない)。
一方、ヒメハマベエンマムシは、漂着物の乏しい葛西臨海公園の人工的な砂浜にも生息していた。とすれば、七里ヶ浜や葛西臨海公園と似た細かな砂質で、ハマヒルガオが群生しているような砂浜では、漂着物の多少にかかわらず、広く生息している可能性があるのではないか。
というわけで、ヒメハマベエンマムシの採集イメージが体に残っているうちに、こんどは葉山の一色海岸(波が穏やかで漂着物は少ない)で草の根際の砂篩いにトライしたい。確か、ハマヒルガオが生えていたはずだ。確認したいことは、「ヒメハマベエンマムシは本当に珍しいのか」ということである。
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