一週間前に引き続き、鎌倉の七里ガ浜海岸へレッドデータ調査目的で出撃。今回は、早朝に起き出して電車でGO。現地に7時半に到着↓。
まだ肌寒かったが、早速探索開始。
すぐにクロズハマベゴミムシダマシが見つかる。言葉が悪いが、モリチャバネゴキブリの幼虫と色ツヤが似ているところがある。
驚いたことに、クロズハマベゴミムシダマシは多数生息している。漂着した海藻などに付く虫の中で優占種の状況にある、と言えるほど目立っていた。以前は見たことがなかった(そもそも「絶滅種」扱いだった)ので、最近になって急増しているのだろう。先週はそれほど見つからなかったのは、季節進行のゆえか、それとも時間帯が異なるせいか。
もっとも、数自体はこのゴミダマの方が多いかもしれない。ヒメホソハマベゴミムシダマシ。
大小の個体があったので、多め(自分基準)に持ち帰って別種が混じっていないか精査中。
そして、ほどなく今日のターゲットが見つかった。
ニセマグソコガネダマシ。神奈川県絶滅危惧�砧燹�自分は2008・2010年にこの場所で見つけているが、生息が続いていることを確認。
乾いた砂の漂着物の下に、まとまった数が見つかることもあった。
1ダース採ったくらいで、それ以上の採集は見送り。一応、絶滅危惧なもので。
一方、先週はルッキングで容易に見つかったツヤハマベエンマムシは、砂篩いをしてもなかなか見つからない。ようやく1頭だけ採集。
ツヤハマベエンマムシはこれまで、良く晴れた日中に採集している。おそらく晴天の日中に浜辺を飛び回って漂着物の下に潜り込む、という生態をしているのではないか。曇天の朝には見つかりにくいのだろう。
なお、擁壁沿いの草の根際の砂篩いもしてみたが、何も見つからず。ニセマグソコガネダマシは草の根際から採集するつもりだったので、漂着物下で多く見つかったのは予想外だった。あらためて、採集ポイントは、乾いた砂の漂着物下のようである(クロズハマベゴミムシダマシは湿った砂にもいる)。
今日の道具は、これ↓。乾いた砂は細かいので、目の細かいザルでも篩いが容易である(↓二枚目が、乾いた砂の上の漂着物)。
1時間半くらい砂浜を歩き回って、終了。ニセマグソコガネダマシは予想以上に多く見つかって良かった。希少種と言われるこのゴミダマが安定的に生息しているのは、やはりこの海岸の波の荒さゆえなのだろうか。
最後に、二つコメント。
なんと、今日はハマヒョウタンゴミムシダマシを1頭も見なかった。湘南の砂浜採集で、こんなことはたぶん初めて。何故だろう。季節または時間帯のせい?
かつて自分がこの辺りの砂浜で採集し、今や絶滅が危惧されるのは、もしかしたらヒョウタンゴミムシかもしれない。今日も探してみたが、まったく影はない。もっとも、夏の虫なので、引き続き確認していく必要がある。
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