ニイニイゼミとミンミンゼミに次いで、今日、クマゼミとアブラゼミの鳴き声を聞いた。
さて、昨日の火曜日は、今学期の出張授業の最後の日。
いつものように、防衛省にほど近い、新宿区内のビル街の谷間の路地。
例のイタドリハムシは、何故かこの小屋の角にあるイノコヅチ(ヒナタイノコヅチと思われる)にだけ見られる。
手前にもイノコヅチはあるのだが、それらはアスファルトの割れ目から生えているので、その点がイタドリハムシの気に召さないのだろうか。
黄紋のイタドリハムシが10頭近く、もう7月下旬というのにまだ夏眠に入らずに活動していた。
夏眠に入る時期が遅れている(目黒区内のイタドリでの観察では、6月下旬に出現する新成虫は7月中旬には夏眠に入る)とすれば、梅雨寒が長引いたせいとも考えられるが、イタドリが見られないこの場所では、そもそも生態サイクルが後ずれしているのかもしれない。すなわち、春先にイノコヅチが伸びて葉を開く時期がイタドリよりも遅いとすれば、ここの個体群の冬眠明け自体が遅い可能性がある。
さて、イタドリハムシがイノコヅチを食す例は他にあるのだろうか。ハムシ専門家のM氏に尋ねてみると、イタドリハムシはタデ科食いであり、イノコヅチを食すという記録は見当たらないという。
東京の都会っ子イタドリハムシは、例外的な食性をしているのだろうか? 今の個体はもう夏眠入り間近だが、来春の越冬成虫の出現期が見ものである。
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