昨日の日記で、ツチゾウムシ類(Trachyphilus属)を4頭、石起こしで採集したと書いた。そのとき、採集した場所付近で篩った落葉土を持ち帰ったのだが、そこからはワタナベヒサゴクチカクシゾウムシが2頭出たくらいで、残念ながらツチゾウムシ類や、最近個人的に嵌まっているチビツチゾウムシ類(Trachyphloeosoma属)は出なかった。自分の落ち葉篩い採集は、どうも効率が良くない。
さて、ツチゾウムシ類@目黒区の受精嚢を確認したので、3年前に軽井沢で採集したツチゾウムシ類の個体の受精嚢も確認してみた。
少々古い個体のため受精嚢の取り出しに多少苦労したが、こんなの↓だった。
目黒区産と比べると形状は似ているが、折り曲がっている部分がやや短い。長く湾曲している部分は太めである。これは、別種ということでいいのだろうか。
いずれにしても、種の同定のためには、The Insects of Japanの第4巻を見なければならない。
ところで、The Insects of Japan第4巻を参照して種の同定をしている例を、自分は見出していない。例えば神奈川県産の記録は、すべてThe Insects of Japan第4巻の著者同定によるものである(神奈川県昆虫誌を参照)。The Insects of Japan第4巻を参照しても、著者以外にとって同定は容易でない、ということだろうか。
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