今日は神奈川昆虫談話会の例会。3名の講演があり、そのうちの一人の私は「ご近所採集の勧め」という題で話をさせていただいた。
私の前に、S藤氏から湿岩性の甲虫の話があった。
この中でとりわけ興味深かったのは、関東各地の海岸沿いから記録されているニッポンセスジダルマガムシが内陸部で唯一、秩父盆地の河川沿いの崖で見つかっていること。同じ湧き水由来の湿岩から見つかっているとはいえ、地理的には相当隔たっている。
そもそも内陸部で生息しているのが秩父だけとは考えられず、本種をめぐる今後の展開が期待される。S藤氏自身、地形図から推理して仙台へ日帰り調査に行ったが、見つからなかったそうである。すごい行動力だ。
講演後の各参加者からの短い一人一話では、何名かがクズクビボソハムシの話を出しておられた。クズクビボソハムシを都心部の港区三田で見つけてからまる8年。今年は神奈川県各所で相当な勢いで発生している模様である。
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