少し遡って、一昨日のネタ。
春学期が始まってしまう前に、少し時間を作ってフィールドへ。これからは主に神奈川県を探索しようと思っている。
多摩川の東京都大田区側の高台の公園から見ると、川崎市側の河川敷の疎林(↓矢印:3月31日撮影)が気になった。そこで、どんな環境か行ってみることにした。
多摩川を渡った駅で降りて、川崎市側の河川敷↓。
疎林では、オニグルミを何本か確認。6月になったらカラカネチビナカボソタマムシ(神奈川県RDB候補種?)を探してみよう。
ヤナギ林は、渡ることのできない中州だった↓。ヒラタクワガタもいそうな環境に見えるが、残念。
河川敷側にも枯れ木も含めてヤナギはあるにはあるが、夏場は藪漕ぎがたいへんそうな場所だった。クワガタ採集は難しそう。
さて、太いヤナギの幹の上に、ホソクチゾウムシが何頭も歩いているのを見つけた。
エノキにいるケブカホソクチゾウムシと比べると、細めの印象である。
4頭採集して帰宅したのだが、さて、ゾウムシデータベースのどの種とも一致しない。ヤナギにいるというナガホソクチゾウムシとは、触角などが異なる。
ふと、故H野氏が遺された資料を見てみると、そこに、「
Melanapion minimum Harbsr, 1797 ヤナギチビホソクチゾウムシ 未公表」という種が載っていた。
Melanapion minimumは欧州から極東ロシアまで分布していて、ネット上に画像が多くあるが、酷似した画像も少なくない。生態は分からないが、和名にヤナギと付くからには、もしかしたらこの種なのだろうか??
(追加)
採集した4頭とも♂でした。同じ交尾器を3つの角度で撮影しました。
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