今日は昼過ぎから夕方まで、コガネムシ研究会大会(オンライン開催)だった。
記念講演、各地域の話題のプレゼンを通じて、面白く有益で刺激的な話を多く聴くことができた。特に各地域からの話題提供は、各自各地域からリアルタイムで話すわけであり、全国をオンラインでつなぐウェブならではのことだろう。
奄美大島からのNさんのプレゼンで、自分にはたいそう驚くことがあった。
それは、コスジマグソコガネという糞虫が、奄美の森の中でクロウサギの糞に来るということである。あらためて糞虫図説を見ると、確かに奄美に分布とある。
コスジマグソコガネはけっして容易に見つかる虫ではなく(採集難度★★★★)、自分はかつて何度か通った丹沢で、1頭見つけただけ。それは、標高1000mを越えたブナ帯の稜線で、であった。
自分は奄美に行ったことがないが、亜熱帯の照葉樹林の環境と広葉樹のブナ帯とが、どうにも重ならない。しかも奄美は固有種が多いというのに、よくぞ本州の種と同種であるものである。
自分がこれまで知る限り、生息可能環境の幅が最も広い虫かもしれない。
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