上翅が黄褐色をしたハムシダマシの仲間は、2種生息している。オオメキバネハムシダマシ(旧称ハムシダマシ)とエチゴキバネハムシダマシ(旧称ニセハムシダマシ)である。
この日記で再三述べているように、東京都区部の城南地域にある我が住居と職場の近辺では両種とも普通に見られるが、後者の方は普通種にドが付くほどありふれている。
ところが、記録上は、エチゴキバネハムシダマシは極めて少ない。都区部では皇居の調査でも明治神宮の調査でも記録されていない。
もっとも、両種を野外で直ちに見分けることは容易でない。自分はいちいち採集していないので、もしかしたら自分の印象自体が誤っている可能性もある。
そこで、今シーズンは、この仲間を見かけたら必ず画像に収めることにした。このほどそれを数えてみたら、5月から11月にかけて、38枚(すなわち、38個体)に上っていた。
両種の同定方法は、触角の先端節の長さに頼ることとする。
オオメ♂:先端節はそれに続く4節よりも明らかに長い
オオメ♀:先端節はそれに続く3節とほぼ同長
エチゴ♂:先端節はそれに続く4節とほぼ同長
エチゴ♀:先端節はそれに続く3節より明らかに短い
オオメ♀とエチゴ♂の見分けが最も厄介で、次いでオオメとエチゴの♀同士の見分けも場合によって悩ましいが、慣れてくればそう難しいことではないと思っている。ただし、画像の鮮明度やそのときの触角の撮影角度によっては、ややこしくなる。
さて、38個体の画像を、自分の同定判断とともに、mixiアルバムに載せてみた(アルバムのタイトルは「キバネハムシダマシ2019」)。
https://mixi.jp/home.pl#!/album/4991516/500000106516885
同定判断の結果は、オオメ13個体、エチゴ25個体、である。
観察方法は論文化するほど科学的とは言えないが、出現時期、出現場所、出現時刻などに特徴らしきものが多少とも認められるので、次の日記で分析してみたい。(続く)
ログインしてコメントを確認・投稿する