ツシマヒメサビキコリは長崎県(対馬、男女群島)を基産地とし、主に西日本に分布するが、日本海側の分布域は北に伸びていて、最近になって秋田県(男鹿)からも記録された。一方、太平洋沿岸は記録に乏しく、これまで茨城県(稲敷市)からの記録があるのみである(ただし、宮城県でも見つかっているらしい)。
短報のような書き出しになってしまったが、太平洋側にも記録があったことが分かり、昨日の採集の「事件性」は薄まった。まあ、そんなものだろう。
それにしても、昨日の本来の狙いはハマベオオヒメサビキコリ(大田区に記録あり)またはイズヒメサビキコリ(記録なし)だったところ、意外な結果となったものだ。
とすれば、上記2種を採りに再訪すべきなのだが、昨日ポイントらしき場所をうろうろと歩き回った感想は、「採集は厳しそう」というものだった。石や材を起こすと、甲虫は見られずに、カニばかり目に付いた。海浜性のヒメサビキコリは、結構内陸にも進入しているようなので、少し遡ってみるか。
結局、昨日見つけた甲虫は、ツシマヒメサビキコリ以外にはヤマトスナゴミムシダマシ↓、コスナゴミムシダマシ、
コマルガタニセコマルガタゴミムシ、不明ハネカクシ各1頭きりだった。
こんな場所↓には、汽水域を生息地とする珍しいゴミムシが居たりするのだろうか。多摩川河口近くでの採集は初めてで、それらを探す準備はなかった。
カニの画像をいくつか撮ったので、ぺたぺた貼ってみる↓
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