わが近場でもここ数年採集環境に大きく影響を与えてきたナラ枯れは、終息しつつある。
近場のナラ枯れでは、コナラ大木のいくつかが全枯れまたはそれに近い状況となって、伐採された。一方、同じくナラ枯れに遭ったシラカシやアカガシのカシ類は、カシノナガキクイムシの攻撃を相当受けながらも、枯れたり伐採されることは自分の知る限りなかった。
コナラは、ナラ枯れ被害により樹液を通常よりも多く流すこととなったが、それはさほど虫を惹きつけるものではなかった。それに対して、伐採されたコナラは、多くの虫を惹きつけた。
一方、カシ類の中のシラカシは、アタックを受けた一年目の樹液は、ハナムグリ類を中心に多くの虫を惹きつけたが、二年目からは、樹液の質が変わったのか虫を惹きつけることはなかった。
さて、今シーズンは、ポスト・ナラ枯れとなると思われる。虫の賑わいは収まってしまうかもしれないが、元に戻るとすれば仕方がない。
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