元箱根の芦ノ湖畔のケヤキ樹皮下から1頭だけ採った、ヒゲブトコメツキ不明種。
昨年も同じケヤキから採ったので、両個体を並べて比較してみる。
まず、今年の個体の生態画像↓(画像再掲)
そして、昨年の個体の生態画像↓。
昨年の個体(♂)の交尾器画像↓
さて、並べてみる↓。左が今年の個体で、右が昨年の個体↓(右の個体は腹を取っているので、上翅の一部が明るい色に見えている)。
案の定、今年の個体の上翅がやや長めである。また、前胸背板の形状や、上翅の点刻などが異なっていて、異なる種に思える。そうであれば、JUNさんご指摘のとおり、同じケヤキでも異なる種のヒゲブトコメツキが潜り込んでいた、ということである。
実は、昨年はもう1頭採っている。
そこで、それを今年の個体と並べてみて↓、驚いてしまった。こんどは、同じ種に見えるではないか。
とすると、昨年同じケヤキで採った2頭が、実は異なる種だったということになる。今さら気が付くとは、自らの不明を恥じる他はない。
そこで、昨年の2頭目の個体の交尾器を抜いてみたところ、残念ながら今年の個体と同じく♀だった↓。
要するに、性差による体型などの違いでなければ、手元に2種いる、ということになる。ただし、上翅の長い方の個体は♀のみで、♂交尾器の比較ができない。
箱根に再び行って、追加採集を試みたくなった。
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