今シーズンは神奈川県を主な調査対象としているため、マイ・フィールドである目黒区内には東工大構内を含めて時折にしか出撃していない。ナラ枯れによってこれまで見られなかった虫が見られるチャンスなので、少し惜しいことと思っている。
一方、そのナラ枯れは東工大構内ではおおむね収束に向かっているように思う。
コナラの大木8本のうち、3本は完全に枯れてしまったが、他の5本は今のところ部分枯れまたは多少の衰弱で済んでいる。
シラカシは、若木へのアタックが目立っているが、それもだいたい山を越しているようだ。
興味深いのは、アタックによってシラカシが樹液を多く出すと多くのハナムグリ類やケシキスイ類などの甲虫を惹きつけるが、2年目になると樹液の質が変わるのか、ぱったり虫を惹きつけなくなることだ。2年前に樹液に多くの虫が付いていたシラカシには昨年は虫が付かず、昨年樹液に多くの虫が付いていたシラカシには今年は付いていない。したがって、今年は虫があまり見られない。
今日久しぶりに東工大に行ってみたところ、ハナムグリ類は思っていたより少なかった。
虫を惹きつけないシラカシの樹液↓。このシラカシには昨年は多くのハナムグリ類が来ていた。
ハナムグリ類が来ているシラカシを探すが、そんな木も来ている虫も少ない。その中で、リュウキュウツヤハナムグリとシラホシハナムグリ(↓1・2枚目)だけでなく、シロテンハナムグリ(3枚目)も見られるのはほっとする。
今、一番面白そうなのは、全枯れしたコナラ大木からの落ち枝↓。ここではこれまでも時折採集してきたが、今日は暑過ぎてスルー。
ログインしてコメントを確認・投稿する