昨日(5月5日)は久しぶりに東工大キャンパスでプチ採集。構内にあるミズギワコメツキの採集ポイントの草原に昨年秋から工事が入っていたので、その影響が気になっていたのだ。
こんな感じ↓。資材置き場で終わるのか、これから建物が立つのか・・・
昨年まではシロツメクサの草むらが広がっていたが、工事の影響でシロツメクサはすっかり後退してしまっていた。
しかし、上の画像の草むらをスイープすると、ミズギワコメツキが少なからず入ってくれた。ネットに入るままに、11頭採集した。
とりあえず、ミズギワコメツキが生息を続けているのは朗報。しかし、仮に建物が立つと環境が大きく変わるため、生息の脆弱さは変わらない。
さて、11頭すべて♂だった。ここのミズギワコメツキは、カントウツヤかクロツヤか、自分の中で結論が出ていない。そこで、神奈川虫報186号のJUNさんの報文の記述と、198号の齋藤・大木氏の報文の図↓を参考に、同定を試みる。
以下、採集個体の画像↓
前胸背および交尾器の形状からはクロツヤに見えるが、悩ましい点がいくつかある。
クロツヤミズギワコメツキと思われる要素:
- 前胸背の最大幅は中央より後方
- ♂交尾器
中央片はくびれた形をしていて、クロツヤに似ている
カントウツヤミズギワコメツキかもしれない要素:
- 触角が前胸背の後角に届かない個体が大多数。
- ♂交尾器の
側片の形はクロツヤよりもカントウに似ている
- 触角第3節は黄色いか、黒ずんだ黄色
上記要素のどこを重視するかによって、同定が変わってしまうのである。第一感はクロツヤなのだが、2対3でカントウツヤなのか?
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