調査に参加して採集した種をきちんと同定するのは、容易でない作業である。
さて、東京都区部某所のケヤキやムクノキの大木の樹皮下には、ナミガタまたはヤノナミガタチビタマムシが多数見られる。これらを予断なく同定しなければならない。
ところが、同定のために従来行っていた、頭楯のタテ横比では、確実性に欠けるそうだ。
そこで、チビタマのゲニ(交尾器)を初めて抜いてみた。
↓左が、東京都区部某所のムクノキの個体、右が、駒沢公園のケヤキの個体。
違いは微妙だが、論文(Tamadera & Yoshitake, 2018)の図と一致するように見える(左がナミガタ、右がヤノナミガタ)。一応これらが今後の同定のベースになりそうだ。
しかし、もっと見てみないと何だか確信が持てない(特にヤノの方)。ケヤキの樹皮めくりをしなければ。
というわけで、この冬もやっぱり暇を見つけて出歩きそうだ。
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