ヒメカンショコガネ観察の近況報告です。
12日は、夜になって再び東工大キャンパスへ。
地面を覆うように生えるクズは、徐々に繁茂の厚みを増してきている。それにしたがって、葉に齧りつくヒメカンショコガネの数も増えている。
晩夏から秋にかけては褐色の個体も少なくなかったが、今はどの個体も黒い。
また、晩夏から秋にかけては全く見られなかった交尾行動が、予想どおり今は盛んになりつつある。狭い範囲で合計40−50頭の個体を見た中で、4ペアの交尾行動を確認した。
そして、移動も始めたようで、外灯下でちらほら見られるようになった(↓14日撮影)。
こうした観察の結果、やはり本種は一年(一越)一化で、成虫は晩夏から秋にかけて活動を開始し、そのまま土中で越冬して、翌年の春から初夏にかけて交尾して産卵する、という生態サイクルであると結論付けて良いようである。
また、数は少ないが相変わらず一部の個体がクズ以外の植物の葉を食べている(ノブドウ、コナラの苗)。マメ科でなければ食べない、ということでは必ずしもないようだ。
このポイントのおかげで、意外にもヒメカンショコガネが近所で最も多く見られるコガネムシとなってしまった。
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