まだ日本に居るものの、すっかり仕事モードに入ってしまい、最近の日記にいただいたコメントへのレスができずにいることを、ご容赦願う。
さて、東京都区部で虫を観察していると、昨日の拙日記でも出てきたが、海外からであれ国内からであれ、移入種との付き合いは欠かせない。
その移入種には、じわじわと分布を拡大するものと、いっきに爆発的に分布を拡大する二つのケースがあるように思う。東京近郊のアオドウガネなどは、まさに後者のケースであろう。そのアオドウガネが都区部で安定期に入る兆しを見せているとすれば、興味深い。
そこで、ふと思い出すのが、トビイロクチキムシ↓という基本的に夜行性で地味なゴミダマの一種である。
このトビイロクチキムシ、フランスから帰って目黒区・世田谷区の甲虫探索を始めたところ、まさに「どこにでもいる」という状況であったにかかわらず、都区部でのそれまでの記録は極めて限られたものだった。もしかしたら、都区部にとって同種は移入種ではないか、と思ったところである。
さて、トビイロクチキムシは、今はどうなっているのだろう。見られる数が少なくなっているとすれば、移入後に爆発的に増えた反動の安定期に入ったこととなるが、どうなっているのか。
こんな風に、東京に戻って虫を見てみたいと思う今日この頃である。
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