今シーズンは、東京都区部側(大田区・世田谷区)の多摩川河川敷の探索機会を増やしている。
昨年・一昨年と神奈川県川崎市側を集中的に探索し、県未記録種もいくつか見つけることができた。一方東京都側では、甲虫ファウナの調査の深度では全国屈指(全国一?)の稲城市があるため、いくら探索を重ねても都の未記録種を見つけるのは至難である。そのかわり都区部の記録に限れば、見つけた未記録種はかなりの数にのぼっている。
その河川敷では今、オオコフキコガネ(↓6月27日撮影)が姿を消しつつあり、それに呼応するかのようにコフキコガネ(↓7月3日撮影)の数が増えてきた。それは単に出現期の違い(前者:主に6月 後者:主に7月)によるもので、互いの増減に直接の関連はないものと思われる。そもそも数の上では、オオコフキコガネの方が圧倒的に少ない。
前にも紹介したかもしれないが、フランスのコフキコガネ Melolontha hippocastaniは、出現時期はもっと早い。春の到来が東京よりずっと遅いパリ近辺では、早い年は4月中旬からブナの若葉を食べている(↓2007年4月15日撮影)。
所変われば生態変わる、である。
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