過去の自分の日記を振り返って見ていたら、今から16年前に神奈川県内でオオトックリゴミムシを採集した旨の記述が見つかった。
恥ずかしながら、自分が日本でトックリゴミムシ類の採集経験があるということを、すっかり忘れていた。そんな具合だから、そのときの「俄か同定」が正しいかどうか、採集個体を掘り出して確かめる必要がある。もしもオオトックリゴミムシであれば、県レッドリスト種(準絶滅危惧)であり、さらに今回の更新作業でランクアップされる可能性が高いため、取りまとめ担当に採集事実を報告しなければならない。
それが、この個体↓。2009年3月15日、寒川町倉見の相模川河川敷での採集個体である。
体長は、9.5mmほど。オオトックリゴミムシにしては小さいようだ。
そこで、同定作業にとりかかる。「きべりはむし」(兵庫県の同好会誌)の報文「兵庫県のトックリゴミムシ類」を参照し、検索表を辿ったところ、ニセトックリゴミムシとなった。
(追加画像1)↓右後肢ふ節下面には、2列の小棘列があり微毛は見られない。
(追加画像2)↓前胸腹板突起は縁どられている。
ニセトックリゴミムシは、神奈川県からの記録は多くないものの、県レッドリスト種ではない(東京都では準絶滅危惧)ので、セーフ。
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