私が多摩川河川敷で探索している範囲は、だいたい下の地図のとおり。多摩川は、おおむね西から東に流れている。
一昨年・昨年は右岸の川崎市側を主に探索したが、今年は左岸の東京都側に重点をシフトしている。
両岸においては共通の虫が多いことはもちろんであるが、違いを感じる点もいくつかある。そのうちの一つが、ゴミムシの数である。
右岸に比べて、左岸では総じてゴミムシの数も種類も少ない。特に、右岸では水際で多く見られたナガゴミムシ類(コガシラ、アシミゾなど)が、左岸ではほとんど見られない。その他のゴミムシも、見られる数が圧倒的に少ない。
その理由の一つに、地理的なものがあるのではないかと思っている。
上の地図でわかるように、右岸(川崎市側)は南側であり、左岸(東京都側)は北側である。このことから、右岸の土手は日陰が多くできる一方、左岸では総じて日当たりが良く、日陰のある土手が少ない。このことが、ゴミムシの生息環境に影響を与えているのではないだろうか。おそらく、ゴミムシは日陰の多い土手を好むのであろう。
左岸の東京都側は、7月下旬になっても、夜間に水際近くで見られるゴミムシは少ない。 7月25日、ヨツボシツヤナガゴミムシがまた1頭だけ採れた(これで3頭目)が、あとはいつものヒメキベリアオゴミムシ、コガシラアオゴミムシ、アオゴミムシが少数見られるくらいだった。
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