すっかり夏涸れの様相となったので、これからは採集ペースを落とし、狙いをいっそう絞った採集を心がけたいと思う。
今日は、都区部某所調査のネタ。
現在の調査は2021年秋から始まったのだが、あらためて数えてみたら、前回の調査までで自分は調査エリアの〇〇御苑に98回も足を踏み入れていた。すごい数である。
ところが、それでもいまだに某所未記録種が見つかる(同定が正しければ)。
�� 前回7月1日の調査で、背の高いカジノキを初めてスイープしたら、ナガタマムシがネットに入った。クワナガタマムシかと思ったら、ヒコサンナガタマムシだった↓。直ぐ近くのミズキからたまたま飛んできていたのかもしれない。
�� また、とある場所に伐採材の積み場があることに初めて気づき、そこでビーティングをすると、スエヒロタケホソツツキノコムシが採れた↓。珍しい虫とされている(明治神宮調査では1頭あり)が、先日東大駒場キャンパス内でも採れた。もしかしたらこの虫は各地で増えているのだろうか。
�� さらに、多くの若竹が伸びつつある場所でスイープすると、シコクフタホシヒメテントウが採れた。都区部市街地内で普通に見られる種であることから、2021年以来狙っていたのだが、ようやく今年の3月26日の調査で2♀採れた。そして今回は♂が採れ、これで♂交尾器の形状による同定が可能となった(本種は外観だけでも十分に同定可能と思われるが)。
今も未記録種が採れる理由としては、�…敢瑳衙,諒儿后丙�まで試していない樹木をスイープしてヒコサンナガタマムシが採れた)、�⊃靴燭兵錣凌�入(スエヒロタケホソツツキノコムシはそれにあたるかもしれない)、�D敢紺萋發隆超�変化(竹藪の成長によりシコクフタホシヒメテントウを見つけやすくなった)、といったことが挙げられる。
それにしても、某所の〇〇御苑内という特定のエリアを、平均して5−6名のメンバーが3年以上かけて調査しても、調査し尽くしたという感は全くない。
もしもそうであれば、このことは、県(都)レッドデータ調査という広大なエリアの中の密度の薄い調査で「いったい何が分かるというのだろう?」という批判的考察につながっていく。
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