東工大構内の中心地に、芝生広場がある。
ここは、コロナ禍のおよそ2年間にわたり、立ち入りが禁止されていた。
3年前の9月下旬、この芝生広場の歩道を夜間に歩いてみると、コガタヒメサビキコリが9頭も見られた。この芝生広場にコガタヒメサビキコリが多数生息していることを再度確かめたかったのだが、立入禁止が解けた今年、ようやくそれが実現できる。
そう思いながら、8月下旬から夜の訪れているのだが、案に相違して、コガタヒメサビキコリは1頭も見られていない。
今晩も行ってみたが、コスナゴミムシダマシが数頭見られただけである。
3年前の経験は、何だったのか。コガタヒメサビキコリがたまたま大発生していただけで再現性はないのか、それとも9月下旬のごく限られた夜だけのっ現象なのか。
こんな風に虫を追いかけていると、当てが外れることが多い。そういえば、昨秋サメハダヒメゾウムシが鈴生りだったマユミの木は、今年はまだ静かである。虫の生態は、一筋縄ではない。
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