昨日(日曜)のプチ採集ネタの続き。
東大駒場キャンパス内を歩いていたら、ケヤキの幹の地上1mほどの高さにオオミノコフキタケ(オオミノコフキサルノコシカケ)が生えているのを見つけた。
オオミノコフキタケは、広葉樹の幹回りの太い大木に付くようで、ケヤキの他にこれまでクスノキ、サクラ、イチョウで確認している。
このオオミノコフキタケ、山地のツリガネタケに付くというキクイツツキノコムシの平地でのホストであると自分は睨んでいるところである。しかし、これまでは腐ってボロボロになったオオミノコフキタケの中にキクイツツキノコムシの〇骸を多数見つけたのみ(都区部で2例。最初の例は月刊Mに短報投稿)で、キクイツツキノコムシの生きた姿は見たことがなかった。オオミノコフキタケは、生きている間はひどく固いために中身を観察しにくいのが難点である。
さて、この日はリュックの中に山菜取り用の「根掘り」を持っていた。この根掘りで、目の前のオオミノコフキタケを暴いてみることにした。
固いキノコのごく一部をほじってみると、そのはずみだろうか、黒い小さな虫が出てきた↓。
キクイツツキノコムシである。生きている個体との初めての出会い。
しかし、後はほじってもほじっても、何も出なかった。そもそも、固いゴムのようにほじくりにくい。これでは、仮に虫を掘り当てても、傷つけてしまいそうだ。
しばらく格闘したあと、2頭目は諦めた。キノコの中は、多数のキクイツツキノコムシが潜んでいると思っていたのだが、キノコのステージが違う(若過ぎる?)のだろうか?
生態観察は、まだ道半ば。キノコはけっして逃げることがないので、いずれノコギリでも持ってこようと思う。
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