自然相手の虫採りにおいて、採集場所の行政区画は特段の意味を持たないはずである。
しかし、採集場所を行政区画で記録する限り、採集者にとって特定の行政区画へのこだわりが生じてしまうのは、よくあることであろう。
さて、ヴィレスケンスルリクワガタ。自分が住むメリーランド州の自宅近くの森には、ブナがあるのに見られない。これまでの採集個体は、ほとんどがワシントン市(コロンビア特別区)産であり、メリーランド州産はまだ見つけていない。
そこで、今日(土曜)は、なんとしてもメリーランド州産のルリクワガタを探すこととした。
狙いは、自宅近くから少々離れて、ワシントン市(コロンビア特別区)とメリーランド州の州境近く。しかし、ワシントン市内の大きな森はメリーランド州に入ると狭まるため、良い環境となっているかどうか不安。
まずは、ワシントン市の森のメリーランド州境近くに行ってみる。こんな環境↓。左側の森の斜面を登ってみる。ブナが多い。
すぐに産卵痕が見つかる↓。
しかし、落ち枝は地面に凍り付いていて↓、拾い上げて割るのに苦労する。
30分以上かけて、ようやく♂1頭↓。
そこで、メリーランド州側に移動。
案の定、環境は悪かったが、狭い場所にもブナは生えている。幸い、材は凍っていなかった。
ほどなく、発見↓。すぐに9頭出て、午後に用事があることもあり、切り上げ。。
場所は、紛れもなくメリーランド州側(↓の地図の中央にある赤いラインの右側がワシントン市(コロンビア特別区)、左側がメリーランド州)。
目の前は住宅街という、道沿いの狭い緑地。
こんなところにも、ルリクワガタはいるのである。何故、自宅近くの森にはいないのだろう?
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