本当は自宅でいろいろとやらなければいけないことがあるのだが、今はハイシーズン。雨が降らない限り、森へ行く。
この日はまずはワシントン市内の森。森の緑に辿り着くと、何だか心が躍る。毎週毎週、我ながらよくも飽きが来ないものである。
森に入ると、早速、草の葉の上にじっと止まっているハナカミキリを見つけた。木の上以外でカミキリムシを見つけることがようやくできた(葉上はこれが今シーズン2頭目)。
Strangalepta abbreviata。初採集。
幸先がいいが、後が続かない。二つの期待のブナ立枯れは、たいした成果なし。
ブナ衰弱木で、いつもの
Graphisurus fasciatus↓。このカミキリムシには何だか奇妙なことがあるように思うのだが、その話題は後日。
移動して、メリーランド州の近場の森へ。期待のブナ倒木ポイント↓でも、前日(土曜)の採りこぼしの小さなカミキリムシ(未同定)を1頭見つけたくらい↓で、この日は不活発。気温が少し低いせいもあるのだろう。
「冴えないな」と思いつつ、時刻は午後3時半を回る。
あまり期待しないで、例の民家の薪ポイントへ。
ふと、胴の長いハチが飛んできて、薪に潜り込んだ。よもやと思うが、どんなハチかを一応目を凝らして確認することにしているが・・・
細長い産卵管が伸びていない。ごく短い上翅のようなものが。
いっきにアドレナリン噴出。
さて、どうしよう、と思う。ネットをうまく使えない場所に居るのである。
仕方なし。素手、というか素指で。
・・・・・・・
Necydalis mellita。自己初ネキ。日本で本格的なカミキリムシ採集の経験はないし、フランスでは遠い存在だった。
しばらくすると、また出現。こんどは少し余裕をかまして撮影。
薪に飛来したというより、薪の隙間から出てきた様子だった。
腹側はオレンジ色↓。
この民家の周辺の様子↓。右に見えているのがマイカー。
外から民家を望む↓。左のこんもりとした中に薪ポイントがある。
これまでブナの立枯れを回っていたのは、このネキ(ホソコバネカミキリ)のことが頭にあったからにほかならない。しかし、図鑑では食樹はoakとあるので、oak(ナラ)の立枯れも随時見回っていたところである。それでも、見つかる気はまったくしていなかった。
それが、民家の庭先、とは。確かに薪にはナラが使われているので、図鑑どおりである。薪を2、3もらって箱に入れておけば、ネキを自宅採集できることだろう。
ふさひげさんの日記スタイルがあこがれだった。ふさひげさんのようにうまく展足・撮影はできていないが、真似をして最後に画像を貼り付け。すべて素手採集。
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