種の同定ができないでいる採集個体は恥ずかしながら少なくないが、今気になっているのが、小さくて黒いヒゲナガゾウムシ。
これと同種と思われるものが、目黒区内、多摩川河川敷そして千代田区某所という、都区内のさまざまな環境下で採れている。前職場の港区三田の大学構内でも採れていた。
ネット上のゾウムシデータベースで絵合わせをすると、クロヒメヒゲナガゾウムシか、またはチビヒメヒゲナガゾウムシに当たる。ただし、前者とは複眼間の幅が明らかに異なっており、そこで保育社図鑑の検索表をたどると、後者のチビヒメヒゲナガゾウムシとなる。しかし、ゾウムシデータベースの画像と比べると、「?」マークが付かないでもない。また、図鑑の解説では「稀」とあることからしても、別種である可能性が高い。
この虫は東京都区部でよく見られるので外来種の可能性があるものの、某所でもしばしば見られるということは外来種ではないかもしれない。
一方、このヒゲナガゾウムシ↓は、上の種ほどではないが、わが近場でときどき採れる。
Eusphyrus walshi という外来種か、その近縁種と思っている。
ログインしてコメントを確認・投稿する