今日は日本甲虫学会の東京例会。
このところ、若い参加者が増えていて、たいへん喜ばしいことである。
講演は3つ。最初は、鹿児島県の三島村(薩摩半島と屋久島の中間に位置する竹島、硫黄島、黒島の3つの離島)のゾウムシ科とハネカクシ科のファウナ調査について。竹島と硫黄島は3000年前?の火山により自然がリセットされた一方で、黒島は古くからの自然が残っているという。面白いことに、竹島と硫黄島のゾウムシには、東京都区部でもなじみの種が多く含まれていた。都市部の虫と、自然がリセットされた離島に現れる虫は、似てくるのかもしれない。
(追記)
糞虫(@竹島?)のスライド↓。
次いで、このところ大きな話題となっている、沖縄の洞窟で発見されたチビゴミムシについて。
メクラチビゴミムシの仲間は人気があるようで、この虫を発表して10日後にその洞窟に入り、大怪我をして救出された人がいるという。あちゃー、である。
最後に、皇居と自然教育園(この例会の会場)の大型コガネムシの話題。自然教育園には過去にシラホシハナムグリの記録があるというが、残念ながら標本が残されていないという。今、東京都区部を中心に急増しているシラホシハナムグリはいかにも在来とは別の外来の群である様相を示しているのだが、それを証明することはできるのだろうか。
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