昨日の都区部某所の調査には、大学の用務のため参加できなかった。
その都区部某所における調査は、2021年7月の下見から始まり、実際の調査開始は同年10月だったので、既に2年を超えている。そこで、この間に自分が某所に何度入ったか、数えてみた。
自分の感覚では40回くらいかと思っていたのだが、実際には下見を含めて57回も吹〇御苑の中に入っていた。自分のことながら、驚いてしまった。
今年、3度目の秋の調査を実施したところであるが、たかだか2年強の間に、環境が少なからず変化しているのを感じる。例えば、ナラ枯れ被害により積まれた伐採木の状況が年々変わっていくので、朽ち木系の虫の調査はそのような環境の移ろいに左右される。
朽ち木系の虫だけでなく、年によって見られる数が大きく変化する虫がいる。調査当初はビーティングで多数見られた東京都未記録の虫がいたのだが、昨年半ばからとんと見られなくなった。その一方で、これまで某所で未記録だったにかかわらず、この2年間を通じて大発生を続けている虫がいる。
この某所は大都会のど真ん中に位置していることから、外来種を含めた移入種や自ら分布域を広げてきた種の侵入リスクに常に晒されている。人や車の出入り自体が限られていることから、そのような移入種等の侵入に抵抗している面が見られるものの、ここの甲虫相は意外なほど移り変わっているように感じる。
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