昨日は強風、今日は一日中雨天で、新ネタなし。
さて、もう一週間近く前になる5月1日のK大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市港北区)の採集ネタの蒸し返し。
クヌギの樹液に群がる小型のオニケシキスイが、(撮影画像を見る限り)すべてキボシコオニケシキスイだったことは、少々衝撃的だった(画像再掲)。
振り返れば、このケシキスイを都区部で初めて見つけたのが、2020年6月のこと。そのときは、数はまだ少ない印象を持った。
その翌年の2021年には、徐々に分布を広げ数も増えていき、昨年には少なくとも近場ではルイスコオニ・ナミモンコと並んで普通に見られるようになった。
一方、神奈川県では、記録されているかどうか調べていないが、既に昨年(厚木あたりだったか)数多く見られるようになったとの話を聞いた(甲虫学会東京例会時)。自分は昨年10月に日吉キャンパスを探索したものの、樹液の良く出るクヌギが画像↓のような状況でまったく近づけず、キボシコオニの動向を確認できないでいた。したがって、個人的には今般神奈川県で初めて確認したところである。
これだけ分布を急拡大させているところを見ると、あたかも移入種のようである。本種はインドから東南アジア・韓国にも分布しており、東京の個体群は海外の何処かから移入してきたのかもしれない。
そうなると、気になるのが他地域の動向である。本種は、大阪府や三重県などから散発的な記録があった他は、2019年5月に愛知県で初めて採集されている(佳香蝶72号)。愛知県ではその後数が増えたり周辺県に広がったりはしていないのだろうか。それとも東京のみが移入種を疑わせるような態様を見せているのだろうか。
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