昨日のネタの続き。
調査に加わって苦労するのが、採集した個体の種の同定。種群によっては、恥ずかしながら迷宮入りが多い。
ハネカクシは厄介の仲間の一つ。大きいのはいいが、小さいのは途端に塗炭の苦しみとなる。
キバネナガハネカクシ(と思う)↓。
ハネカクシは、種名の目星をつけて、これまで記録があることを確認すると、それで一段落。未記録の可能性があると、さらに追究。しかし、恥ずかしながら、そもそも目星さえつかない場合が少なくない。
ケヤキ樹皮下にいた、マメゾウムシ↓(画像再掲)。
斑紋からすると、サイカチマメゾウムシか、エンジュマメゾウムシ。両種は外観からは区別がつかず、大きさが目安となるという。この個体は4mmほどだから、エンジュマメゾウムシか。交尾器をTuda & Morimoto (2004)で確認したところ、それで良いようだ。
さて、ムクノキ樹皮下に居たこの虫↓(画像再掲)
背側と腹側↓
前胸背板と前胸上側板に囲まれて、大きな複眼を伴った頭部が引っ込んでしまっている。これはシバンムシっぽいと思われるのだが、こんな毛むくじゃらは保育社図鑑に見当たらない。そもそも、肢はおろか触角も出せないでいる。ああ・・・
甲虫全種をAIに読み込ませて、精密画像から自動判定できる時代が来ないだろうか。
(追記)
ようやく頭が起きた。面白い触角をしている。と思ったら、触角の先端がぽろっと(汗)
ログインしてコメントを確認・投稿する