昨日の河川敷採集ネタの続き。
軽い昼食後、次女の友人君はまだ時間があるというので、橋を渡って神奈川県川崎市側の河川敷の様子を見に行くこととした。かつてヒラタクワガタ幼虫の材割り採集をしたことがある場所だが、2019年の台風(多摩川が狛江や二子玉川付近などで部分的に溢れ出るほど増水した)以降は訪れたことがなかった。
こんな場所↓。もともとほとんど樹木は生えておらず、その意味では台風の影響はあまり感じられなかった。
目指すは、ヤナギが立ち並んでいる場所↑。
そこに辿り着くと、かつてと比べて少々様子が変わっているものの、大きなヤナギ(シダレヤナギ?)の他に、クワガタムシが好む細いヤナギ(カワヤナギ?)も残っていて、雰囲気は悪くない。度重なる氾濫で、ヤナギの朽ち木も多い。
様子見のつもりだったため、斧一つしか手に持っていなかった(河川敷でヒラタクワガタを探すなら本来は大きなスコップ(シャベル)が必須)。しかし、とあるカワヤナギの立枯れが気になったので、足で蹴ってみると、ボコッと根元から折れた。
地中に埋もれていた根元部分を斧で叩くと、良い感じ。すぐに3齢幼虫が出たが、残念ながら潰してしまった。頭部を見ると、ヒラタクワガタだった。
次いで出てきた、2齢幼虫を採っておく。
そしてその根元をひっくり返して見ると・・・
ヒラタクワガタの♀成虫がくっついていた↑。新鮮に見える個体だったが、おそらくこの材に産卵した後に越冬していたのだろう(↓同じ個体)。
ちなみに、次女の友人君は和歌山出身で、この♀個体を直ぐにヒラタクワガタであると喝破したのは、エラい(和歌山にはヒラタクワガタは多い)。
様子見のつもりが、ヒラタクワガタ成虫が採れたのは、望外の成果。
ヒラタクワガタは、神奈川県で絶滅危惧�粁燹�今回の下見・採集だけで確たることを言うべきではないだろうが、この河川敷(川崎市の登戸より少し上流側)では、ヒラタクワガタの生息は安泰であろうと推測する。
ところが、帰宅後にあらためて地図を確認すると、この河川敷の土手寄りに県境が走っていて、実は河川敷の大部分は東京都だった。神奈川県だと思っていたのは、自分の勘違いだったとは。多摩川に沿った県境は、必ずしも川の流れと同じではなく、実に面倒である。生物調査の場合は、県境を岸に合わせるというルールはないのだろうか。
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