レッドデータのネタ続きで、今日は東京都のネタ。
恥ずかしいことに、東京都のRDBが2020年版に更新されていたことを知らなかった。
前の版ではコウチュウ目のリストはカミキリムシ科が多数を占めていたが、今回はバランスが改善。しかし、ゴミムシ科が多いなど、本当に適正バランスかどうかはやや疑問。しかし、分かりやすい環境指標という観点から、多少とも特定の科に偏るのは仕方がないのかもしれない。
東京都のRDBの良いところは、「区部」「多摩部」という地域区分があるところ。東京都といっても都市部から山間部まで地域的な環境変化が著しいので、この地域分けは合理的であろう。
さて、自分は区部の「絶滅種(EX)」と「絶滅危惧�砧�(EN)」を最近採っているので、記録のために報告すべきであることが分かった。前者がアイヌテントウ、後者がハンノヒメコガネである(場所はどちらも大田区の多摩川河川敷)。
その他、東京都のRDBに関する個人的なコメント。
ベニバハナカミキリが「準絶滅危惧種(NT)」(区部・多摩部ともに)とされている。しかし、個人的な感じでは、現状において個体数はけっして少なくなく、また、区部は大規模な開発が以前に比べて大きく減少しており、生息環境である洞のあるケヤキ・ムクノキ・アカメガシワなどの広葉樹が今後大幅に減少するとは考えにくい。少なくとも区部については、同種をRDBから外しても良いように思う。
むしろ、区部の市街地で減少が著しいのが、ゴマダラカミキリ、ドウガネブイブイ、クロカナブンという顕著で比較的よく知られた種であり(ただし、河川敷や多摩部との境近くではさほど減少していない?)、区部のRDBに何らかの形で反映されると良いと思う。その場合、直ちに準絶滅危惧などとするのではなく、神奈川県のように「注目種」などのカテゴリーを設けると良いかもしれない。
個人的な勝手な意見でした。
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