近場の虫ネタを中心に日記をダラダラと垂れ流し続けているのだが、自分は近場以外の場所の状況を良く知らないため、実際には価値の高い情報を知らずのうちに握りつぶしていることがあるかもしれない。
先日、コクゾウムシが米から湧いたという話が、Facebookに出ていた。そこにおいて、岐阜県内を中心に甲虫事情に精通しておられるT氏が、コクゾウムシをもう何年も目にしていない旨、コメントされていた。
コクゾウムシをインターネットで検索すると、なるほど、野外の生態については情報がきわめて乏しい。その一方、自分にとっては、近所のコナラやカシの疎林で、夏場の落ち枝叩きや冬場の樹皮めくりなどを通じて、ごく普通に目にすることができる虫である(8月19日に落ち枝叩きで見つけた個体↓)。
ネット上では、まだ稲作が広まっていない縄文時代の遺跡からも出土する(土器に多数の個体が練りこまれている)という記事・論文が散見される。そこでは、ドングリなどの堅果類の「貯蔵物」から発生したのだろうとの推測がなされている。そして、コクゾウムシの「祖先種」は野生のドングリを食していたのかもしれない、とする記述もある。
さて、自分が近所で目にしているコクゾウムシは、従来からの野外生態そのものなのか、都会でたまたま発生した「先祖返り」の現象なのか、どちらなのだろう。
コクゾウムシは、各地のドングリ林で普通に見つかりませんか?
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